
今年頭に金融資産が5000万を超えました。その後は上がったり下がったりを繰り返しておりますが、資産5000万を何とかキープしています。資産5000万を達成することで、世間一般では準富裕層というカテゴリに仲間入りしたことになる様です(野村総合研究所のサイトより引用した下図)。
だからと言って特に贅沢な暮らしをしたりしている訳ではありません。保険も入っていなければ、持ち家も普通のマンション、車もずっと保有しておらず、3年前に人生で初めて購入したくらいです(国産の大衆車)。
Sponsored link
マーケットの分類
上図は野村総研が発表したレポートでの分類です。
2015年のものなので、その後の相場の良さを考えると、上位の層の比率はもう少し増えているのかもしれません。
これによると10世帯に1世帯位が、準富裕層以上に分類されるようです。多いのか少ないのか判断が微妙なところですが、思ったよりも多い印象です。
心掛けたこと
20代の頃は、貯蓄、資産運用といった概念は全く持ち合わせておらず、毎月の給与をほぼすべて使い切っておりました。当然預貯金はほとんどなし。クレジットカードもボーナス払いなどを利用してたくらいです。
それが結婚し子供が産まれるのを機に、保険を検討したりする中で資産運用に興味を持つようになりました。ちょうどそれが30歳になる直前くらいだったように思います。そこから約10年試行錯誤しながらなんとか資産を積み上げてきました。
また、私の家庭は共働きですが、二人とも特に高給取りというわけではなく、普通のサラリーマンです。また、2人いる子供の保育園代などかなり出費がかさんできましたが、無理のない範囲で次のことを実行したことが30代での着実な資産増加につながったと思っています。
(1)毎月一定額を運用に回す
(2)複数の財布(給与所得、インデックス投資、株式所得、事業所得)を持つこと
(3)焦って短期間で儲けようとせず、時間をかけること
(4)大きな出費を抑えること(保険、家、自動車)
また、(4)に関して、私は日々の節約はあまり意識していません。ただし、大きな買い物については、極力控える、もしくはコストを抑えるようにしています。
私は3年前まで車を保有したことはなく、私がセゾン投信を積み立てたのは、その代わりでした。それが今は資産の一部として大きなウェイトを占める様になっています。
出費を抑えかつ毎月一定額を投資に回す効果の好例と思います。
節約といって日々の小さなお金を押さえようとするよりも、保険、自宅、車といった大きな出費を抑えることこそがやはり重要と改めて感じています。
30代が終わりを迎えようとしておりますが、上記を継続し、目標の資産2億円を目指すべく、さらに(2)を充実させていきたいと考えています。
給与を増やすことよりも重要なこと
給与所得を少しでも増やすべく努力をすることは重要だとは思いますが、日本企業で働いている限り、限界があると考えています。
私の就職活動時期はいわゆる氷河期と言われる時代で、新卒時に希望の企業に入れず、少しでも給料の良い企業に入ろうと転職をした人が多数おりますが、残念ながら日本企業間の賃金差ではそれほど大きな差は生まれません。また、給与が上がれば累進課税により税金も上がります。
仮に30代の10年間で預貯金のみ(金利0と想定)で5000万円をためようと思った場合、年間500万、月にして40万以上も貯金しなくてはなりません。これは少し給与のいい会社に行ったからと言って容易に達成できる金額ではないと思います。
もちろん、本業の手を抜かないことは最低条件として、転職などを繰り返し給与の増加に注力するのではなく、複数の財布を持つに力を注いだ方が結果的には資産は増えると考えています。
私もおそらく給与所得だけでは、30代でこの資産には到達してなかったと思います。
また、投資をしていると複利ということをよく耳にすると思います。私も特に意識はしてなかったのですが、資産が1000万円を超えたあたりから資金の増加速度は一気に早まったように思います。1000万円到達にかかった時間と、そこから5000万に到達するまでに要した時間が同じくらいの印象です。
参考まで私の貯蓄額は年間平均200万くらいだと思います。ボーナスなど一部臨時で貯蓄に回した分もありますので、大目に見て2500万くらいの貯蓄額と思います。それが5000万くらいまで増えたことになります。単純に倍ですね。
今年に入って春以降あまり相場よくありませんが、焦らずこのまま継続していこうと思います。
この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、是非ブログランキングへ応援ボタンの投票を頂けると嬉しいです。