
2021年になりましたので、各投資先の状況と運用方針について確認しておこうと思っています。
- インデックス投資
- 日本株個別銘柄投資
- FX
- 不動産
ここでは、「1.インデックス投資」についてまとめます。
私がインデックス投資を知ったのは2009年の初旬頃だったと思います。子供が生まれ保険の検討をしていた時に、貯蓄型保険を進められたのがきっかけで、その内容を調べていくうちにインデックス投資の存在を知りました。
当時のインデックス投資についての情報は限定的で、低コストの商品もなく、投資環境としてはよくありませんでした。
しかしながら、私にとっては絶妙のタイミングで同じ年にセゾン投信が低コストでの投資信託の直販を始めました。
そのセゾン投信を活用して月3万円の積立を設定したのが私にとってのインデックス投資のデビューでした。
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セゾン投信の状況(積立額:300万円⇒評価額:552万円)
セゾン投信は、月3万円の自動積み立てを設定し、積立額が300万円に達する計8年4カ月間積み立てを行いました。
その後は解約せずずっと保有したままにしており、昨年末(2020年12月末)時点での評価額は5,518,628円(+84%)となっています。
当時は車を持たない代わりにという意味合いで積み立てを行っていたのですが、大衆車くらいの積立額に対して現在の評価額は高級車レベルになっています。
S&P500連動ファンド積立(積立額:113万円⇒評価額:137万円)
セゾン投信が登場して以降(2010年以降)、少しずつインデックスファンドの低コスト化が進み、当時は米国ETFに見劣りしていた日本のファンドも今ではほとんど変わらないレベルにまで低コスト化が進みました。
かつては低コストが売りだったセゾン投信も、低コストとは言えなくなってきてしまっており、また半分が債券というアセットアロケーションも自分の好みでなかったこともあり、積み立てを停止しました。
そして代わりに、今度はS&P500に連動するファンドを楽天カードでの積立を開始し、積立額1130000 円、評価額1371489 円(21.37%)となっています。
メインのインデックス投資(積立額:1707万円⇒評価額:2803万円)
一方、2010年初めから、セゾン投信と並行して、毎月10万円(2019年4月より15万円/月に増額)のインデックスファンドの積立を開始しました。これが私のメインのインデックス投資となっています。
途中でバイオ株の売買を日本株アセットでやってしまい、-100万円の損失をだすなどよけいなことをして失敗もしながらも、愚直に積立を行い、2020年12月末時点で、積立額は17,070,000円。評価額は28,027,505円(64.2%)となっています。
インデックス投資の状況のまとめ
以上の状況をまとめると、11年間で総額2100万ほどの積立をおこない、3500万円(+67%)くらいの評価額になっているというのが私のインデックスファンドの投資状況です。
以下、金融庁のサイトを活用し平均利回りを算出すると、平均約8.5%の年利で運用出来ていることになります(昨年末の株価の上昇の恩恵が大きいですが)。また、少なく見積もっても目標とする6-7%は維持できているものと思います。
2021年の運用方針
本業や他の投資からのCFが増えてきているので、積立金額をもう少し増額してもいいとも思っているのですが、次の理由により現状の積立額のままとしたいと思っています。
- インデックスファンドの目安としている保有金融資産の50%という目標通りの評価額であること
- 今後各国の金融緩和で上昇した株価が調整する可能性もあることと
- 不動産投資で初期費用が求められるようになってきていること
特に「2」「3」の理由によりキャッシュが必要になる局面が予想され、並行してキャッシュの蓄積を行っていきたいと思っています。そして、株価暴落局面が来てしまったら、不動産市況を見ながら、積立額の増額などを検討したいと思います。
また、インデックス投資は実は不動産投資との相性が良いことを知りました。当初は、貴重なキャッシュが長期間拘束されてしまうインデックス投資は不動産投資との相性はイマイチとも思っていたのですが、融資を受ける際の金融資産として見てくれます。
私が融資を打診したときの印象では金融資産が5000万円ほどあると銀行からはかなり好印象を持ってもらえる様でしたので、融資を引く際の見せるための金融資産としてインデックス投資が使えますので、無駄という事にはなりません。ただし、購入時の頭金が足りなくなってインデックスファンドを解約というのは避けたいので、キャッシュとのバランスは注意が必要と思っています。