ジュニアNISAを活用していますか?よくある2つの勘違い。

ジュニアNISAが始まって3年が経過しましたが、一般NISAや積立NISAほど普及していないように思います。

使いにくいといった声もあり、意外と活用できてない人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、使いに行くさを感じている背景には制度自体を正しく理解されてないことも理由にあると思います。

ここではジュニアNISAについてよくある勘違いを2つ紹介したいと思います。

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ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは、未成年向けの非課税口座のことで、NISAの未成年版ともいえる制度と思います。

成人用のNISAとの主な違いとしましては次の通りです。

  1. 口座を開設できるのは未成年
  2. 非課税枠は成人用口座の120万円/年に対して、80万円/年
  3. 本人ではなく親権者が運用

 

よくある勘違い①「18歳まで引き出し不可」

注意点として、「18歳になるまで引き出し不可」ということをよく耳にすると思います。

同じころに始まったIDECOが60歳まで引き出しできないという縛りがあることから、よくジュニアNISAも18歳まで引き出せないと勘違いする人が多い様です。

IDECOは60歳までは引き出せませんが、ジュニアNISAはいつでも引き出し可能です。ただし、18歳までに引き出すと非課税の恩恵が受けられず、通常通り課税されてしまうという点です。

つまり、通常通りの税金を払うのであればいつでも引き出しは可能ですので、特に資金が拘束されてしまうことはないので、資金拘束という点ではそれほど神経質になる必要はありません。

 

よくある勘違い②「成人になると全額出金が必要」

成人になると全額解約し出金が必要と思われている方が多いのですが、成人になると一般NISAへのロールオーバーが可能です。もちろん通常の課税口座への移管も可能です。

したがって、成人口座へ開設し、成人した子供へそのまま譲渡してしまうことが可能なのです。

 

まとめ

学資保険の利回りはほどんどマイナス利回りになってしまっており、子供の教育資金の目的でもジュニアNISAは有効と思います。

また、私の場合は教育資金としてではなく、子供がもらったお年玉、お祝い、子供手当などを使わずにジュニアNISAで運用しています。

これを子供が成人、もしくは社会人になったときに金融商品として引継ぎ、子供に長期で行う資産運用の重要性を理解してもらえたらなぁと思っています。

これまでは、月2万円づつインデックスファンドに積み立てていましたが、今月から3万円に増額しました。

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