
私が投資を始めたころと比べると、低コストのファンドが増え、投資信託選びに悩むような時代になってきました。
最近では各運用会社間で競争が激化し、もっとも安いファンドが絶えず入れ替わるという状況が続いています。
ここでは、投資信託にかかるコストと、投資信託間のコスト比較に便利なサイトを紹介させていただきます。
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①売買手数料ゼロ
ネット証券では当たり前になりましたが、かつては買い付け時に買い付け価格の3%程度の手数料を取られるのが一般的でした。
現在でも大手証券会社や銀行で徴収しているケースがあるので、買い付け時には確認するようにしてください。
②信託財産留保額
売却時に発生することストです、売却時にこの分を指しいた価格での売却となります。
売却時のみかつそれほど割合が高くないので、一般にあまり注目されませんが、コストとして発生しますので、確認されることをお勧めします。なし、もしくは0.5%を徴収しているケースが多いようです。
低コスト投資信託でも引き続き徴収しているものがあります
③信託報酬(実質コスト)
毎年保有額に対して一定の割合でコストが発生し、それを信託報酬と呼びます。
これが最も大きなコストとなるため、最重要コストと言えます。
また、実は信託報酬にさらにコストが乗っかります。それを実質コストと呼ばれることが多く、運用報告書で報告され毎年変化することが多いです。
実質コストが信託報酬の倍程度になることもありますので、信託報酬だけでなく、実質コストを抑えておくことが重要になります。
④純資産総額
投資信託は運用総額が伸びてこないと途中で運用を停止し強制解約されてしまうことがあります。
したがって、ある程度の資産総額がある投資信託を選んでおいた方が安心です。
常に変動する③④を知るのに便利なサイト
ダイヤモンドザイのページで③④についてまとめられており、定期的にアップデートされているので非常に便利です。
最新の2019年2月改訂版によると、次の3つのファンドが最安値を競う構図になっています。
- SBIインデックス
- ニッセイ
- emaxis Slim
なお、emais slimは常に最安値を追従すると宣言しており、これまでも何度が信託報酬の値下げを行っています。
また、資産規模の大きさからもemaxis slimシリーズを積み立てています。
一昨年までは、ニッセイ、昨年はemaxis slimシリーズ、今年になってSBIインデックスが大頭するなど、絶えず変化していますので、適宜上記サイトを見ながらトレンドを抑えていくと良いと思います。
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