
かんぽ生命のお年寄りへの悪質な保険営業が問題になっています。
会社の組織の問題で、ああいうマネジメント方針だと当然営業部隊はああなってしまい必然の結果だと思います。マネジメントがすべて悪いと思います。
それはさておき、かんぽ生命問題を見て私がインデックス投資を始めたきっかけを思い出したので、紹介させていただきます。
Sponsored link
きっかけは保険への疑問
一般的な日本人の生き方として、
- ちゃんとした学校を出る
- ちゃんとした企業に就職する
- 結婚する。保険に入る
- 家・車を買う
- 子供が生まれる
こんな流れではないでしょうか?親世代はこれでよかったんだと思いますが、時代は変わってきています。
しかしながら、私は時代の変化を分かっておらず、結婚後、保険に入る意味も考えず、保険探しを始めました。
運がよかったのは、会社に営業に来ている保険レディーから適当に買うのではなく、保険相談所(当時始まったばかりのサービス)に行ったのがよく、そこで必要な保険の趣味レーションをしてもらいました。
結果は
- 共働きのため、基本的に保険は不要
- したがって、貯蓄性の保険を使ってみてはどうか
というものでした。
その時、疑問がわきました。
「なぜ、保険がいらないのに、貯蓄のために保険に入るのか?」
であれば、
「同じ金融商品に直接投資すれば保険料分を上乗せしたリターンが見込めるのではないか?」
と考えるようになりました。
その後、貯蓄型の保険を調べていくうちに、それらが各種指数に連動した商品に投資しているということを知りました。
つまりそれがインデックス投資との出会いです。
今と違って、インデックス投資の情報もほとんどなく、今では考えられないような信託報酬の高い金融商品しかありませんでした。
それでも、保険屋に高い保険料を無駄に払うより断然有利だったので、迷わずインデックス投資に着手したというわけです。
貯蓄型保険の必要性に疑問を持った方へ
かんぽ生命問題で被害にあわれた方はかわいそうだと思います。特にアルツハイマーなどで判断できない人へ強制的に売りつけたのは罰則を与えるにに値すると思います。これは完全に詐欺の一種と思います。
しかしながら、自分で判断できるのにいわれるがままになってしまった人は、もう少し金融商品について自分でも考えるべきと思います。グローバル化、IT化が進み情報があふれかえっている現在、政府や行政任せではなく、自分で判断するということも大事になってきていると思います。
保険は色々とオプションをつければつけるほど、すべて手数料として徴収されます。いかにわかりにくくして手数料を巻き上げるかが、保険商品開発の肝といえるのかもしれません。逆に保険はシンプルであるほど安く済みます。
また、共働き夫婦の場合、必要な保険はかなり限定されます。保険は必要最小限かつ掛け捨てのシンプルなものにしましょう。
そして、保険はいらないのに貯蓄目的で貯蓄型の保険の加入で悩んでいる方、それはインデックス投資で代用できます。
今なら情報もたくさんありますし、いい商品もたくさんあります。また、政府も税制優遇策をいろいろと打ち出しています。貯蓄型保険を買うなら、税制優遇を活用してインデックス投資を検討してみてください。