長期運用の強み。少額でも早く積み立て投資を始めた方が良い理由

今更なのですが、複利の威力というのは本当にすごいですよ。

例えば、次のグラフは100万円の資金を年利6%で30年運用した場合の評価額の変動曲線です。

30年後には570万円(5.7倍)にもなります。

複利のすごさでいわれているのは、単純に利益が利益を生む構図となり、直線ではなく曲線で資金が増えていくことにあります。

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長期であるほど効果大

上のグラフによると10年の運用では、2倍にも達しませんが、20年では3倍を超え、30年になると5.7倍くらいにまで資金が増加します。

つまり長期であればあるほど有利、つまり資産運用をするのであれば早ければ早いほど有利になります。

例えば、最近話題によく上がる老後資金を準備するにも、準備期間が短いほどたくさんの資金を準備する必要が出てくるわけです。

 

資金がなくても積み立てでも福利効果は絶大

複利が非常に有効であるということは分かっているけれども、若いうちは資金もそれほどありません。

そういう人には積立でも十分複利の効果を活用できます。

次のグラフは10万円の積み立てを想定年利6%で30年行った場合の趣味レーションです。

積立額3600円が1億円を超えます。もちろん、最初に3600万一括で準備できると想定した場合は、2億円を超えてきますが、一括購入はリスクがありますし、積み立てても半分以上のリターンが得られるのであれば十分ではないでしょうか?また、積み立ての場合は一括購入以上に長期のメリットが大きくなります。

 

まとめ

インデックス投資であれば、年6%位のリターンが期待できます。また、ネット証券の口座を開設すればいつもで簡単に始められますし、最悪現金化したければ、ETFなら取引期間であれば即時、投資信託であっても数日で現金化が可能で、始めやすさ、現金化のしやすさでもメリットがあります。

そして、積み立て投資でも30年積み立てれば、資産は積立額の約3倍にもなります。

仮に月5万円づつでも30年積み立てれば、5000万にもなります。20年で達成しようと思えば倍以上の積み立て額が必要になります。

一括投資が難しい人や、少ししか資金がない人でも少しでも早い時期から積み立てを行いましょう。

20年、30年スパンで見れば、老後の不安解消どころか、富裕層入りも見えてきます。

私は先のグラフのまだ10年目くらいのところに居ます。最初の5年くらいはほとんど資産の増加を体感できませんが、10年目くらいになってくると、資産の増加速度が上がっていくのが体感できるようになってきます。10年は少なくともじっとこらえましょう。

そして、20年目が見えてくれば資産の増加速度はさらに加速されて行く見通しです。

そのころには積立を継続しているインデックス投資だけでかなりの資産が形成されていることになると思います。

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