![[3099] 三越伊勢丹ホールディングスの株を売却](http://azure-stock.com/wp-content/uploads/2018/06/unnamed-file-3.jpg)
インデックス投資で一部個別銘柄(高配当もしくは優待)を盛り込んでいます。
背景には、インデックス投資を開始してしばらくしたころ、200万程度の余裕資金があったので、並行して優待株を中心に個別銘柄の投資を始めました。
当時インデックス投資の積立額も今の1/10もなかったので、個別銘柄を1銘柄保有するだけで日本株の比率が急激に高まってしまう状況を懸念し、個別銘柄をインデックス投資の日本株のところに含めることにしました。
賛否のわかれるところではありますが、優待銘柄は底堅くそれなりに上昇しており、また、資産の増加に合わせて個別銘柄の影響も小さくなっており気にならないレベルなので、結果的にはよかったのかなと思っております。
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さて、今回はそんな銘柄の一つである、[3099] 三越伊勢丹ホールディングスの株を売却しました。
10年ほど前に現在住んでいる地域に引っ越し、伊勢丹の旗艦店、新宿伊勢丹まで30分ほどで行ける様になりました。そこで10%の優待が受けられるのは非常に魅力的と感じました。
当時リーマンショックで株価が低迷しており、株価を買いやすかったことも後押しし、購入に至りました。
その後、株価もインパウンド効果で上昇し、株価が3倍近くに株価になっていた時期もありました。
優待もかなり利用させていただいていたのですが、子供が産まれてからはそうそう新宿に行ったりは出来なくなり、利用頻度は激減しました。
また、新宿伊勢丹は好調ですが、郊外や地方の店舗は品ぞろえも随分と劣り売り上げもイマイチで、結局それらが足を引っ張るということで、業績・株価は下落しており、最近では次々と不採算店の閉鎖を進めています。
それにより一時的に業績は改善するかもしれませんが、新しい手を打たないと売り上げは落ちていき、会社として成長は止まってしまいます。
また、世の中、ネット販売の拡大、高級志向の低下で、デパート離れが進んでおり、今のままでは劇的に業績が上がっていくことはないだろう思います。
さらに、優待の利用頻度が激減していたこともあり、売却に至りました。
10年間の優待と値上がり益で、50%くらいのリターンがありましたし、優待だけでも数十万の割引を受けていますので、投資としては十分成功だったのかなと思います。
しいて言うなら、もう少し早く売却で切れればよかったのかもしれません。
良くも悪くも優待銘柄は完全放置になってしまっているのですが、年数回決算期くらいは銘柄分析をした方が良いのかなと思いました。
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