
私の保有している物件は管理会社の意向(グループ会社利用前提なのでいわゆる囲い込みと思いますが)で、賃貸契約時に所定の家賃保証システムに入ってもらうことになっており、現在の管理会社が管理を始めて以降の入居者さんはすべて家賃保証サービスに加入さられています。
私も今の持ち家に引っ越すまではずっと賃貸物件に住んでいたのですが、1度も家賃保証サービスを求められたことがなく、正直どういうサービスなのか意識しておりませんでした。
しかしながら、管理会社から振り込まれる家賃の明細書に不思議なシンボルのついている入居者がいることから、その意味を調べてみた所、滞納中で保証会社が肩代わりしており、それを機に家賃保証サービスについて調べてみました。
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保証概要
保障内容は会社によってかなりばらつきがあるようですが、私の物件の入居者の方が利用されている保証会社のホームページによると保証の内容は次の様になっております。
ここで初めて気づいたのですが、保証内容に金額の上限はあるものの、「残留物保管、撤去、処分費用」「原状回復日費用」が含まれていることを知りました。
これはオーナーとしてはありがたいですね。
入居者のメリット・デメリット
- 家賃保証に入ることで入居審査が通りやすくなる。特に入居審査通過の難しい属性の人などにはメリットあるようです。
- 保証人などを別途用意する必要がない。
- デメリットとしては、費用負担が発生することと思います。
オーナーのメリット
- 滞納があっても何もなかったかのように保証会社が代理支払いを実行してくれる(今回の私)。煩わしい滞納対応が不要。
- 家賃だけでなく、原状回復日や残留物処理費用も一部負担してくれるようです(補償内容を改めて確認して知りました。)
- デメリットとしては、運用上はないものの、入居者の負担が必要になるという点で入居者探しに影響が出る可能性あり。
まとめ
私の物件でも1室2カ月連続で滞納している人がいることを知りましたが、保証会社が補填してくれているので全く気付いていませんでした。
実は私の両親も戸建てを賃貸に出していた事があり、30年位同じ型が入居してくれてたそうですが、1度も期日通りに払われたことがなく、いつも入金時期はまちまちで困るとよく話していました。保証人もいて管理会社が連絡したりもしたそうですが、滞納対応は相当煩わしいという印象を持っていました。
それを考えると家賃保証サービスのメリットはここにあると思います。入金が遅れてもローンなどの支払いは待ってはくれませんし、安定した入金につながるというのはオーナーとしてはありがたいものです。
また、私の物件まだ退去はありませんが、退去時の現状回復時にも使えるとなるとさらに使えると感じます。
並行して、また入居者探しにどれくらい影響が出るのかは継続して確認していく必要があると思っていますが、オーナー側には負担なく、保証が受けられます(実際に受けてます)のでオーナーとしてはありがたいサービスではあり、利用が必須でなくても使っていくべきかなというのが現時点で思っています。
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