私は数年前に転職をしています。

マイナーな業種ですが、前職は一応その業界最大手で優秀な社員を多数抱える超激務の会社でした。現職は、業界最大手ではなく正直優秀な社員も少ないまったりした会社で、ほとんど残業のない楽な正直ぬるい会社です。でも、転職の前後で給与はあまり変わりません。

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前の会社は、グローバルに数千億円という超巨大プロジェクト受注しそれを数年の納期で仕上げるというのを生業にしている会社でした。

若くして多くの世界中の協力会社をコントロールしながらプロジェクトを進めなければならず、単に語学力だけでなく、意思決定の速さ、欧米人とも対等にやりあえるロジカルな交渉力、社内外の多数の陣を率いるリーダーシップ力など、本当に優秀な人が多い会社でみんな夜遅くまで忙しく仕事をしていました。

手掛けたプロジェクトが成功裏に終われば、一等地に軽くビルが建つようなレベルの利益が得られます。ただし、受注産業なので業界全体が下火になるとプロジェクトが受注できない状況に見舞われ、いくら優秀な社員を抱えてても業績が悪化しまうため、常に市況とにらめっこという状況でした。

 

他方、転職後の会社は同業ながら小規模のプロジェクトを中心に顧客、自治体などと密着したプロジェクトを手がけ、安定収入が見込めるアフターケアにも強く、いわばストックビジネスに強い会社です。

同種のプロジェクトをやらせれば、遂行能力は前職の社員に圧倒的に劣りますが、ストックビジネスからの収入により会社としての安定感は現職が圧倒的に高く、ほぼ同じ給与レベルながら残業がなくなり、ワークライフバランスが劇的に改善しました。

 

仕事のやりがいという議論をすれば、色々と意見はあるとおもいますが、ここで言いたいのはどっちの会社にやりがいがあるか、ではなく「ストック型ビジネスは儲かる」ということです。

いくら優秀な社員を抱えていても、受注産業だけでやっていくのは難しく、逆にストック型美ビジネスであれば、それほど優秀な社員を抱えなくとも十分やっていけるほどもうかるということです。

 

転職して日々ストック型ビジネスの強みを痛感しており、今後もストップ型ビジネスを手掛ける会社に投資していこうと思います

 

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