株は大きく景気敏感株とディフェンシブ株に分けられます。
また、その中間的な値動きをする銘柄を含めますと、次の様に分類されます。
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景気敏感株(シクリカル銘柄、市況関連銘柄) | 市況・素材 | 鉄鋼・非鉄・金属・工業・商社・化学・繊維・紙パルプ・ガラス・セメント・海運・空輸 |
輸出・加工 | 電気・精密機器・自動車・機械・造船・ゴム | |
中間 | 金融 | 銀行・証券・保険・その他金融 |
内需・インフラ | 不動産・建設・倉庫・運輸・トラック輸送 | |
消費・サービス | 小売・サービス・ネット関連・水産農林 | |
ディフェンシブ株 | 医薬品・食品 | 医薬品・食品 |
公共サービス | 電力・ガス・電鉄・通信 |
出典http://kabusoba.webcrow.jp/sp/morekabushiki271category.html
景気敏感株の特徴
(1) 株価の変動が大きい
景気敏感株の特徴として、景気の良いときは、他の名柄よりも大きく上昇し、景気が悪くなると大きく下落する傾向があります。
(2) PERなどの利益を計算式に含む株価指標が使えないことがある。
たとえば景気が悪化した局面は、株価の絶好の買い時であるといえます。ところが、PERの分母である利益がいち早く小さくなり、結果PERが大きくなってしまいます。
通常PERが小さいということは株価が割安であることの指標として用いられることが多いと思いますが、景気敏感株では例外であることが多いのです。
このことはピーター・リンチも自身の著書の中で述べています。
また、安定成長を測る指標として参照されるEPSも毎年安定しない事が多くなります。
ディフェンシブ株投資へのスタンス
景気敏感株は変動が大きいため、リターンが大きくなる可能性があるものの、売買の判断基準が難しくギャンブル的要素が強いため、個別銘柄投資のスタンスとしては避け、インデックス投資に委ねる。
個別銘柄投資においては、中間・ディフェンシブ株の中小銘柄から割安・成長銘柄を探して投資する。
おわりに
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