第一交通産業が配車サービスウーバーと提携し広島から運用を開始するというニュースを受け、16%程度の株高となりました。
当株は、インパウンド効果と会社の持つ土地が魅力という理由で保有していたのですが、今回全株売却することにしました。
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配車サービスとは
グラブ、ウーバーと言った配車サービスは日本では規制の関係であまりメジャーではありませんが、海外では非常にメジャーな存在で、海外出張の多い私自身も欠かせないサービスとなっています。
アプリで利用者と近くのドライバーをマッチングさせ、料金設定¥や払いもすべてアプリが行ってくれるというサービスです。
配車サービスのメリットは
- タクシーと比べて安い
- ぼったくりの被害を受けにくい(支払いをアプリ内で完了することが可能、かつ料金はアプリで管理されるため)
- 会話をする必要がない(目的地はアプリ上で指示できるので行先の説明が不要)
などがあげられます。
特に新興国などではメーターを使わないおったくりタクシーなどが横行しているケースもあったり、英語が通じなかったりといつも移動にトラブルがつきものでしたが、一気にそれらを解決してくれました。
日本ではタクシー業界の反対で規制の対象に
日本ではタクシー業界の反発にあい結局規制の対象となった結果普及しませんでした。
タクシー会社も配車アプリなどを導入してはいますが、配車サービスに比べると利便性は低く、料金も高いです。
今後の展望
デフレ、為替などの影響で外国人にとって日本の物価は相対的に安いと感じられることが訪日外国人が増えている理由の一つにあります。
しかしながら、私の知人の外国人もタクシーの値段だけはあまりの高さにびっくりしています。
日本よりも物価の高いシンガポールでもタクシーの値段は日本の半額以下です。
したがって、仮にウーバーと提携しても、言葉の問題は解消されるかもしれませんが、料金がネックになり劇的な利用増には繋がらないと思っています。
むしろ投資すべきはタクシー会社ではなく、ウーバーなどのプラットフォームを提供する会社なのかなと思います。
もう少し様子を見てもよかったのですが、保有株を少し整理したいと思っていることと、目下世界経済が悪い方向に進んでおり株価の割合を減らしたいということもあり、全株売却しました。
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