[9903] カンセキの株価が好調。買い増すか?買い増さないか?

[9903] カンセキは、北関東を基盤とするホームセンターを運営する会社です。

本業のホームセンターはいまいちなのですが、本業以外が好調で決算もよく株価も上がってきています。

  • キャンプをする人には良く知られている「Wild-1」が好調
  • フランチャイズで参入している「業務スーパー」が好調

私は株主優待を「Wild-1」で使うことを目的に100株だけ保有しているのですが、株価が上昇し、今ではポートフォリオの中で含み益率上位に挙がってきています。

買い増しも視野に入るレベルになってきていますので、買い増しの要否を検討してみたいと思います。

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チャートは良好

株価は良い感じで上昇しており、昨年1月来の高値を更新しており、チャートは良い感じです。

1598円を超えた時点で参入もしくは買い増しというのが視野に入ってきます。

 

業績安定性はまずまず

過去5年ですと2017年に若干落ち込みがあるものの、比較的あんていしております。

さらに3年に限定すると安定して伸びており、最近の業績安定性はまずまずといえます。

また、直近1-2年に注目すると経常利益の伸びは良好です。

決算期 経常益
連    2015.02 672
連    2016.02 753
連    2017.02 600
連    2018.02 776
連 予  2019.02 820

 

直近四半期の売上・経常利益の伸びも良好

いずれも前年度を高幅に上回っており、良好といえます。

決算期 売上高 経常益 売上営業損益率
    16.12-02 7,586 -28 0.3
    17.03-05 8,294 237 3.6
    17.06-08 8,330 342 4.8
    17.09-11 7,634 118 2
    17.12-02 8,016 79 1.4
    18.03-05 8,393 377 5
    18.06-08 8,557 401 5.1
    18.09-11 8,287 271 3.7
前年同期比 8.6% 2.3倍

 

売上営業損益率(利益率)の伸びもまずまず

利益率も前年度同期と比べて上昇しております。

 

株主還元も積極的

度々自社株買いを行っており、株主還元も積極的です。

 

材料がやや弱いか

指標的には買い増したい水準にあるのですが、業績を支えてるのが本業ではない、アウトドアショップと格安スーパーのFC事業の好調ということで、少し弱いかなと感じています。

「Wild-1」も「業務スーパー」も個人的にはかなり好きなお店で、応援したいという気持ちもあります。

ただ、アウトドアもブームのような部分(結構続いてますが)もありますし、業務スーパーも最近は海外進出したり社長がテレビに出たりと、こちらもややブームの様なところがあり、持続性という点でやや疑問があります。また、両社とも利益率は決して高くないと思います

悩んだのですが、今回の買い増しはやめておくことにしました。

 

ただし、キャンプをされる方で株価を持ってない方はこれを機に優待目的で買うのにはいいかもしれません。Wild-1 15%オフはキャンパーには魅力的です。

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