
FXで資産形成・運用をすることは難しいと言われています。為替相場は株式の様に長期で上昇トレンドすることもありませんし、ゼロサムで手数料負けしてしまうこと、定期的に突発的な変動が起きて損失を被ってしまうことがあります。
儲かっていたのにある時に発生した相場の急変に耐えられず退場するというのが多くの人の典型的なパターンではないかと思います。
為替取引では色々な手法が知られていますが、多くは長期で使えるものではなかったり、業者が対策を施してしまったりするため、長続きしないように思います。そのあたりはFXで富裕層になったとあまり聞かない理由ではないかと思います。
そんなFXですが、「主要通貨ペアが長期でレンジ相場を形成する特性」に早くから着目し、相場がレンジ内にある限りその間の小さな変動をとらえてコツコツ利益を積み上げる手法でを提唱し、それをシステム化したサービスとして提供してきたのがマネースクエア社の「トラリピ」という自動売買のシステムトレードサービスです。
「FXでもうかる人は1割から2割」と言われる中で、なんと顧客の6~7割が利益を上げており、「顧客の7割がもうかるFX会社」としてメディアなどでもたびたび取り上げられています。(日経新聞の記事)
私自身FXを始めた2008年ころにはすでにこのサービスは提供されておりましたが、かつては手数料・スプレッドの高さから、利用をためらっておりました。
しばらく続いていたFXブームが終わり、その終盤辺りから、トラリピの有用性が認識され、色々なところで取り上げられるようにあり、そのころから競合他社も類似のサービスを提供するなど、競争が一気に激化しました。そんな中でもトラリピはサイトの使いやすさの向上など常に顧客目線で改良を重ね使いやすさには定評があったのですが、スプレッドと取引のたびに発生する手数料の高さがネックで私自身も運用をためらっていました。しかしながら、その後スプレッドが縮小され、さらに2018年9月に手数料が無料化され、それを機に私も運用に着手しました。
なお、その後もシステムはさらなる利便性向上にために改良を続けておりますし、2020年秋には念願のAUD/NZDペアも追加されました。
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「トラリピ」取引とは?
「トラリピ」とはトラップリピートイフダンの略です。
株式市場が長期的に右肩上がりになる傾向があるのに対し、為替相場は70%がレンジ相場(ボックス相場)となると言われています(注:レンジ相場とはある決まった価格帯を行ったり来たりする相場のこと)。
その為替の特性に着目し、相場の高値・安値を狙うのではなく、次の3つの仕組みをまとめて、レンジ相場の変動でコツコツ利益を上げようというのが「トラリピ」です。
- トラップ・・・いくつも注文を等間隔に設定
- リピート・・・決裁成立後も何度も同じ注文を繰り返す
- イフダン・・・もし〇〇円で買えたら、△△円で売って、というセット注文を繰り返す
一度設定してしまえば、為替変動に応じて、トラップが発動し、何もしなくても勝手にトレードが繰り返し行われ利益が積みあがっていきます。相場が想定レンジ内にありロスカットされない限り、コンスタントに利益を上げ続けられるのがトラリピ最大の魅力と思います。
「トラリピ」を選ぶ3つの理由
(1) 手数料は最安クラス
私自身もそうだったのですが、かつてはコストが高くて、利用をためらってしまう人が多かったのですが、近年のスプレッドの縮小、2018年9月の手数料無料化によって、取引コストが大幅に縮小されました。
(2) 設定に関する情報が充実
メンバーサイトでは、必要資金の算出など設定に必要な検証を行う各種ツールが非常に充実していおり、設定を決める際、とても参考になります。また、どれもとても分かりやすく、欲しい情報が確実に手に入ります。
現時点で、最も設定に必要な情報提供に力を入れている業者と思います。
(3) トレール注文
「トラリピ」上級者がやりたいと思う設定にほぼ対応しており、また平均リターンが20%弱増えると言われるトレール注文を実装している唯一の業者です。
ただし、かつてはトレール注文が機能しリターン向上に貢献しておりましたが、ここ最近の相場ではトレール注文を使わない方がリターンが良くなる傾向にあるようです。
まとめ
2018年11月に500万円の資金で運用を開始しました。
実績ベースで総利益は約230万で運用期間で換算した年間平均リターンが120万円くらい(202年12月時点)となっており、年利換算で約24%となっております。月10万円くらいのキャッシュフローを生み出しています。
当然、相場に絶対はありませんが、リーマンショックを含む過去20年の相場にも耐えられる設定にしておりますので、その前提が続く限り、このリターンが続きます。
注意点としましては、株や不動産は、インカムゲインとキャピタルゲインの両方が狙えますが、トラリピは基本的にインカムゲインのみを狙う手法になります。また、資金も基本的には拘束され続けることになります。
したがって、高い利回りではありますが、金融資産の全額を投入するのではなく、あくまで資産の一部に限定してキャッシュフローを得るスパイス的な運用が良いと思います。
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