
2018年に運用を開始し、2年以上経過しましたので、最新の為替データを元にCAD/JPYの設定を見直しました。
長期レンジの下限付近にあるCAD/JPYは、必要資金が少なくて済むので26.6 %と非常に利回りが高くなっています。
資金が少ない人や、まずは試してみたいという人にはお勧めしやすい通貨ペアと思います。
なお、通常仕掛け幅は10pipで設定しているのですが、CAD/JPYは5pipで仕掛けることができており、それゆえ過去の実績でも最も収支に貢献しています。
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レンジ幅・レンジ中央値の設定
過去20年間のチャートから、レンジ幅、中央値を算出します。
利幅の設定
(1) バックテスト(2018年1月から2020年12月の3年間)
メタトレーダー4を使いバックテストを行い、最適な利幅を算出します。
【マイルール】
- リターンの5%の振れ幅は誤差とする。
- 利幅を広げるとリターンが上がる傾向にあるが、トレード数が激減し収支が安定しなくなるため、150pipを上限とする。
上記ルールに従うと、最適利幅は85pipとなります。
85pip以上の利幅でおおむねピークのリターンとなっています。
2) 設定
以上から最新の設定値を纏めると次の様になります。
通貨ペア | CAD/JPY |
売買 | 買 |
通貨単位 | 1000 |
仕掛けレンジ | 75-85 |
トラップ幅 | 5 pip |
利幅 | 85 pip |
必要資金 | 1,700,000 |
期待年間リターン | 452,953 |
期待年利 | 26.64% |
- 100通貨単位での設定をする場合は、必要資金と期待リターンは1/10と読み替える。
- 同じ通貨単位で必要資金を減らしたい場合は、仕掛け幅を広げる(例:10pip⇒20pip)。仕掛け幅を倍にすれば、必要資金は半分となる。ただし、期待リターンも半分となる。
なお、2021年1月現在、利幅は前回のバックテストの結果に基づき、120pipで設定し保有ポジションが残っているため、利幅は変更せず、ポジションがなくなったら85pipで変更することとする。