IPO投資(初値売)との相性があまり良くない私の改善点と今後も続ける理由

IPO投資で上場時に初値で売却するという戦略は最もよく知られた投資法であり、低リスクでうまくいけば大きなリターンが狙えるため非常に有効と思います。

勝利は9割を超え、100%の利益率を超えることも珍しくありません。しかしながら、私はこれまで勝率5割。初値で大きく値を上げる株に当選したこともなく、決して成功しているとは言えません。

ただ、世界的に株式がかなり上昇してきた現在、新しく株式を購入するのは勇気のいる相場状況ですが、IPO投資はトレンドの影響は少なく、一方で最近初値で高値を付ける銘柄が多いことから、IPO投資に新めて注目しております。

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IPO投資方法

  • SBI証券の4口座(家族全員)、SMBC日興証券、マネックス証券、大和証券の4証券会社7口座
  • 原則すべてのIPOに参加(忙しくて申し込み忘れることもあり)
  • 初値で売却

 

成績(2015年3月~)

収支を付け始めてからの収支は次の通りです。

資金は、SBIが合計600万(待機資金を活用)、SMBCが100万、その他が50万ずつです。

証券会社 口座数 損益(税込) 当選回数
SBI証券 4 -19199 2 0 2
SMBC日興証券 1 68795 8 4 4
マネックス証券 1 102699 3 2 1
大和証券 1 49753 3 2 1
合計 7 202048 16 8 8

当選回数は16回で、勝率は8勝8敗の五分。

当選確率はSMBCが圧倒的に多く8回の当選となっております。資金効率が最もいいのはマネックス証券で50万の資金で10万以上の利益が出ております。

残念ながら、一番資金を入れているSBIの当選回数が最も低く、かつ利益も低いです。

 

収支を改善のために

1.銘柄の絞り込み

以前記事にもしましたが、勝率の低さは銘柄を選定せず申し込みをしていることにあると思います。

検証もかねてできるだけ申し込みをしてきましたが、今後は以前記事にしたルールに従って、銘柄を選別するようにしようと思います。

[IPO株投資] お勧め業者、公募割れを防ぐコツ

 

2.SBIの活用方法の改善

証券会社の多くが、申し込み数量などによらず、完全抽選としているのに対して、SBI証券だけは次の違いがあります。

  • 1単元ごとの抽選。つまり2単元申し込めば当選確率は2倍
  • IPOチャレンジポイントによる当選確率アップ

投資金額については、待機資金を利用しているのでこれ以上増やすのは難しいところではありますが、多少は可能かなと思っており、様子を見ながら検討したいと思っています。

他方、IPOチャレンジポイントについては、もったいないと思って利用を控えていたのですが、今後は積極的に利用しようと思います。

 

まとめ

IPOに強いと言われている証券会社に口座を持ちながら、私のIPO投資のパフォーマンスは決して良くありません。

ただし、今の上げ相場においては、新規で株式を取得するのはリスクがあり、相場のトレンドの影響のすくないIPO投資が有効と思います。

収支を改善するために、次のことを行いたいと思っています。

  1. ルールに従い、銘柄の選定を行う
  2. SBI証券のIPOチャレンジポイントを積極的に活用する
  3. SBI証券の資金を増やす(要検討)