IPOとはInitial Public Offeringの略で、日本語では新規公開株などと呼ばれています。

IPO株投資とは、新規上場する株式を購入する権利を抽選で手に入れ、上場後に売却することで利益を出すことを言います。

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上場前に投資家が当該企業の株式を購入する時の値段を公募価格といい、上場後に最初につく株価を初値といいます。

これまでの実績で、7割から8割くらいの割合で、初値が公募価格を上回ることから、IPO投資においては、抽選で当ればかなり高確率で利益を出せる投資法と言えます。

ところが、IPO株投資は非常に人気化してしまっており、抽選に応募してもなかなか当選しなかったり、当っても公募割れしてしまいマイナスになるなどの経験がある方も多いの絵はないでしょうか。

IPO投資では以下のポイントを抑えることが重要になると思います。

(a)当選確率を上げること

(b)公募割れ(初値が公募を下回る)となる銘柄をさけること

 

当選確率を上げるためのチェックポイント

大手証券会社で億単位の運用をしている大口顧客であれば、IPO株を優先的にまわしてもらえたりすることもあるようですが、我々一般庶民が当選確率を上げるためには、複数口座を開設し応募数を増やす以外の近道はありません。

ただし、業者によって当りやすさは異なりますので、やみくもに口座を開設し応募しても資金効率の良い運用はできません。

まず、主幹事をする業者は、当然割り当て株式数が多くなるので、当りやすくなりますが、それ以上に抽選参加者が多いと当然当りにくくなります。

主幹事は野村證券など大手証券会社が行うことが多いのですが、ネット専業でもSBI証券や、マネックス証券も主幹事を行うことがあり、この2社の口座は持っておくべきと思います。ただし、ライバルは多めです。

また、口座数(ライバル)が比較的少なく、主幹事の頻度がそれなりにあるためねらい目となるのは、SMBC日興証券と大和証券です。

私はこれら4社の口座を使ってIPO株投資を行っておりますが、SMBC日興証券で当選することが圧倒的に多いです。

これまでの投資経験から、当りやすかった順をお勧め順とすると、次の様になります。

少なくともこれらの口座は持っておくべきですし、可能であれば家族の名義でも口座を開いて抽選に参加してもらえば、その分当選確率は上がります。

  1. SMBC日興証券
  2. SBI証券
  3. マネックス証券
  4. 大和証券

 

公募割れを避けるためのチェックポイント

せっかくIPO株の抽選に当選しても、公募割れを起こしては意味がありません。

IPO株投資の勝率は7-8割ということは、裏を返せば2-3割は公募割れを起こし損を被ってしまうこともあるということです。

公募割れ避けるためにチェックすべき項目は、次の通りです。

 

(1) 業績不振となっていないか

赤字になっておらず、純利益が伸びている事。

(2) 公募が含まれていること

全て「売り出し」の銘柄は避ける

 

(3) 公開部数が多すぎないかどうか

50万株以下くらいが理想

 

(4) 仮条件の上限で公募価格が決まっているか

仮条件の上限値で決まらない銘柄は避ける。

 

(5)初値予想をしているサイトでの評価

裏情報などがあることもあるため、参加判断をするための最終確認として利用する

 

IPO株投資は、他の株式投資と比べてリスクが小さいため、待機資金などを用いることで効率良く運用を行うことにつなげられます。

IPO株投資で大儲けすることは難しでますが、これらを抑えることで、かなりリスクを抑えつつ効率よく運用できると思います。

 

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

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